« 結婚式@タイ中央銀行 | メイン | 目標達成 »
2008年01月28日
AITの学生
今日は学生が相談にのって欲しいっていうので、朝からミーティング。学期が始まった頃はこういう事が多いのです。どんな授業を取ればいいの?とかそういう類の質問が増えるので、その対応。正直、どんな授業を取ればいいの?という質問には自分が勉強したい科目を取りなさいという答えしかないんだけど、それだと回答としてあんまりなので、彼らの質問の本当のポイントがどこにあるのかを話を通して引き出しつつ、そういうことをしたいのならこういう勉強が良いとか、そういうアドバイスを僕のできる範囲で伝えるのです。どうです?意外とまじめに先生してるでしょう!?(謎)
だけど、今日の質問は、そういうのとはちょっと違ってました。今日の質問は研究テーマについて。こういう質問も良く受けるんだけど、今日の学生はちょっと違ってた。いろいろと彼のバックグランドを聞いていると、どうも研究したいというよりは勉強したいというタイプの学生だったみたい。しかも、彼が勉強してきたことは、正直ぱっとしてなくて、的を射ていない。具体的な研究トピックの話にはどうしてもつながらず、今日のところは彼の興味がありそうなところから、こういうドキュメントを読んだらどうかと指示してみた。その結果を基に、再度ミーティングしましょうと伝えて。
ここ数年、AIT、特にICT系の学生は学生数が激減しているらしく、とりあえず頭数をそろえるために手当たり次第学生を入学させるという手法に出ているようで、正直、学部レベルのことも理解していない学生がいたり、研究組織としての大学院大学にもかかわらず研究に目が向いていない学生が増えている。大学の経営が傾いているときに、どんな学生でもとりあえず学生を入れるという判断は取ってはいけない手法だと僕は考えているんだけど、安易に目の前の利益、短期的な利益を得るためにAITはそういう手法を選んだようです。学生の質は年々下がるばかり。カンチャナ先生は露骨にダメな学生は研究室に入れないと言ってるんだけど、僕の性格や僕の大学での育てられ方からしてそうそうつっけんどんにもできなくて、長い目で見て学生が変わるのを信じてやっていくのです。その覚悟を持って取り組まないとダメやね。
投稿者 tsuchy : 2008年01月28日 23:30