2008年02月10日
ハシゴ
本日はまるまる一日自由になった日でした。本来の帰国の目的は果たせなかったのが残念ですが、それはまぁ仕方がないことなので、今日を楽しむことに。映画と美術館、どちらにしようかなーと思いつつ、映画はバンコクでも見れるってことが決め手となり美術館に行くことに決定。調べてみると、ミッドタウンのサントリー美術館ではロートレック展が、同じく近くの国立新美術館では横山大観の展示がなされてたので、頑張ってここをハシゴすることに決めました。
美術展の感想なんてあんまり書いたことがないので、見たものを上手に表現できないのが残念でしょうがないですね。絵の素晴らしさのかけらでもお伝えできれば良いんですが、どうもそうにはいかないと思います。是非、お時間があったら見に行ってみてくださいませ。
さて、ロートレック展ですが、いくつか見たことがある絵が並んでたりして、初めて見る本物の迫力に圧倒されました。そもそもロートレックはムーランルージュなど劇場のポスター制作を中心に活動されてた画家さんだったようですが、そのポスターのデザインとか構成とか、美的センスのかけらもない僕にしてみたらただただ感心するばかり。ただ、女優さんの描き方が独特すぎて、女優さんからポスターの採用を断られたこともあったとか。確かに該当する絵を見てみると、そらそうだわな…と思う節もあったりして。だけど、晩年(といっても35歳前後)に描く娼婦たちの絵は何とも表現できないわびしさや、でもそこにある美しさなんかも感じられる素敵な絵だったりして良かったです。ちなみに、ロートレック展なんですが、ロートレック以外のポスターも展示してあったりして、その比較もできて良かったです。きっちり描くスタンランに対して、ロートレックはそこに若干の遊び心を加えてたりして、世の中的にロートレックの評価が高いのは、その辺に理由があるのかなぁなんて思いつつ見て回ったのでした。
ランチを挟んで、次は横山大観の展示に移動。こちらは午後に行ったこともあり大混雑!入場制限もありました。特に絵巻のところではずーっと人が並んでいて、もうダメ、何も見えない。立ち止まらないように、立ち止まれないように、そこにはゆっくりと動くベルトコンベアを設置してはダメでしょうか?(苦笑) そんな冗談はさておき、水墨画の濃淡が非常にきれいで、印象に残る絵がいくつもありました。だけど、年代を追って横山大観も描く絵が変わってくるのか、同じ水墨画でも微妙に描き方が違ってたりしておもしろかったです。色彩豊かな絵もたくさん展示してあったのですが、僕的には水墨画がいくつも印象に残ってるなぁ。雨が降っていることの描写をするために、何となく得全体がぼわっとぼやけて見える、だけど透明感のあるそんな水墨画がいくつかあってものすごくひかれました。
って、全然、今回もタイの生活と関係ない話ですな。しかし、タイでも美術展はやらなくもないんですがこの規模の美術展ってあんまりないような気がするなぁ。もっともっと、タイでもこういうことやってくれると良いのにな。バンコクでエルミタージュ美術館展とかルーブル美術館展とかあったら見に行くのに。
美術館巡りのあとは、新宿で雑多な買い物をして、ご飯を食べてからホテルに戻ったのでした。しかし、眠い!徹夜の影響をずっと引きずっているのか?
投稿者 tsuchy : 2008年02月10日 22:20